2008年6月5日木曜日

著作権の毛布

放送で使われた著作権の計算の仕方にブランケットというのがある。
あまりに数が多いアメリカで考えられた方式だが、
日本でも30年ほど前から採用している。
しかしこの方式はかなりのざるで、実際に使われた曲にお金が支払われないことが多い。
事実、ヒカシューの曲がたくさんテレビで流れてもまったくといっていいほど入ったことがない。
さていよいよ放送局では、全量報告がはじまるそうで、はたして全量報告でどれほど精度があがるのか。
せんだって、JASRACに突然公正取引委員会が調査に入ったのは、たしか放送局のブランケット方式を押し付けているために
他社の参入を阻止しているという理由だった。タクシー接待を受けているような奴に公正取引調査ができるのか
楽しみなことだが、安いブランケット存続してきたのは放送局の方であり、むしろ利権にまみれた放送局が持っている音楽出版社の存在である。なせこれにメスをいれない?

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