2012年7月12日木曜日

「突然、沈黙」ジョン・ケージの夕べ

コペンハーゲン3日目はオフ。
夜、「突然、沈黙」というタイトルのジョン・ケージの夕べに行ってきた。
ホテルから歩いて15分ほど行ったTeatret ved Sorte Hest





















メンバーは、Søren Kjærgaard のピアノ,  Fred Frithのギター,
Paul Lovensのドラムス,Maria Laurette Friisの声とハープ。

曲目一つ目は、Imaginary Landscape No. IV for 12 shortwave radios
8台のラジオが舞台に置かれていて、それ自体が装置のようにみえる。
もうひとり半ズボンのおじさまも加わって5人でラジオを演奏。


















4'33'' はご存知の silent piece これ3楽章あるのだけど、わかりようがない。

 続いて、Four6(1992)(12のそれぞれが選んだサウンドを4人の演奏家が演奏する作品)
だったのだが、Four6やろうとしたら突然電源が飛ぶ。
どうも古い劇場で電源が怪しいようだ。
すぐに復活して、フレッドが、
ジョン・ケージはアンチ即興だった との話をしたら
停電。
今度はイタリアのあるイベントで、チベットの高僧の歌を素晴らしいマイクを揃えて
固唾をのんで待っていたら、ポルカを歌い出した話などをして
じゃやろうか
という段でまた真っ暗に。
「突然」というタイトルがふさわしすぎる。
結局10分休憩入れたが、復活せず、譜面灯のみでの演奏になった。

休憩を挟んで 完全即興に突入。
Paul Lovensが無邪気で素晴らしい。いつもネクタイをしているのも好印象。



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