エストニアの演出家で振付師のTeet KaskとBankArtで待ち合わせして、赤レンガで開催中のYOKOHAMA DANCE COLLECTIONに参加しているシンガポールのT.H.Eダンスカンパニーの「オーガニック・カオス」というダンスを観た。カンパニーの芸術監督のクィック・スィ・ブンとレジデンス・コレオグラファーのキム・ジュドクとの対話によって生まれた作品だという。
「不条理で混沌とした世界における、普遍的な人間の有り様、社会情勢への呼応がコンセプト」とのこと。
で、最初日本の女の子6人がパンツを見せながら踊り始めたのには驚いた。ちょっと気恥ずかしい感じで、あれって思ったが、これはただの前座だった。
オーガニック・カオスは、上手前方に新聞の山があり、その後ろに寝たダンサーの口にハモニカを置くところからはじまった。ドーンというマイクを叩く、ビジネスマンのような二人組。バスドラのような低音はマイクを叩く音。
オーガニック・カオスは、すべての音をマイクとそのエコー、ハーモニカで作っていく。
ダンスがありものの音楽を流すのではなく、ダンサーが音を紡ぐのは、音楽以上の効果がある。作品は即興の積み重ねによってできあがっているようで、その効果をみながら構成されているのがわかる。
動き、音のアイデアは、ヨーロッパのダンスカンパニーに似たところがある。
彼らはヨーロッパのダンスシーンから多くを学んだのではないか。
しかし、後半はアイデアが繰り返しになり、発展していかなくなったのは残念だ。観客の興味をつなぎ止めるには、もうひとつ必要だ。あるいは短く終わってもいいのではないだろうか。
「不条理で混沌とした世界における、普遍的な人間の有り様、社会情勢への呼応がコンセプト」とのこと。
で、最初日本の女の子6人がパンツを見せながら踊り始めたのには驚いた。ちょっと気恥ずかしい感じで、あれって思ったが、これはただの前座だった。
オーガニック・カオスは、上手前方に新聞の山があり、その後ろに寝たダンサーの口にハモニカを置くところからはじまった。ドーンというマイクを叩く、ビジネスマンのような二人組。バスドラのような低音はマイクを叩く音。
オーガニック・カオスは、すべての音をマイクとそのエコー、ハーモニカで作っていく。
ダンスがありものの音楽を流すのではなく、ダンサーが音を紡ぐのは、音楽以上の効果がある。作品は即興の積み重ねによってできあがっているようで、その効果をみながら構成されているのがわかる。
動き、音のアイデアは、ヨーロッパのダンスカンパニーに似たところがある。
彼らはヨーロッパのダンスシーンから多くを学んだのではないか。
しかし、後半はアイデアが繰り返しになり、発展していかなくなったのは残念だ。観客の興味をつなぎ止めるには、もうひとつ必要だ。あるいは短く終わってもいいのではないだろうか。
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