2008年7月29日火曜日

エルジェイからさらに奥。

トゥバのエルジェイ、シジンという街は、
17世紀に国家正教になったロシア正教の主流派の弾圧から逃れた
古儀式派(スタロオブリャージェストヴォ)の人々が住んでいる。
今回の郊外ツアーは、ホーメイ協会所長のゾーヤさんの案内で
その村にいくことになった。
首都KYZYLから100キロをほどして、悪路に入って2時間走ると
エニセイ川を渡る手動のカーフェリーがある。



渡ってすぐのバンガローは生憎満杯で、
われわれはさらに1時間ほど奥の村のバンガローに到着。
ジェームスが早速薪割りをしてバーニャの支度。
川の水はすばらしくきれいでおいしい。


2008年7月27日日曜日

グランプリにはクルマ


ホーメイコンテスト
いままではグランプリは馬が賞品だったのに
今回は中国製のクルマだ。
日本もトヨタ、日産、ホンダ、三菱
どこか協賛してくれないものか。

2008年7月26日土曜日

2008年7月25日金曜日

ホーメイシンポジウム開会


はじまりはホーメイ歌手の健康問題。
ぼくは明日のコンテストの審査員に選ばれ
文化大臣と懇談。
昔から知っている人がだんだん要職についてゆく。
ユルタパビリオンにはシャーマンがいた。
オトクンと会い、アンドレイを探し
ビザのことをやっていたら
パレードにでれなかった。
夜のコンサートもパーティもなかなかの演出。

2008年7月24日木曜日

コーヒーマン砂糖はいくつ?



モングレクホテルの前にコーヒーマンという喫茶店ができていた。
トゥバにしてはかなり高いが、
きちんとしたコーヒーやなかなかおいしいケーキが食べられる。

シンポジウムのレジストレーションに文化省へ。
ゾーヤさんにホーメイセンターに呼ばれて、
ホーメイコンテストの審査員の要請を受ける。
前回よりは、オーガナイズされているだろう、という甘い予想。

2008年7月23日水曜日

クィズィルに到着



クィズィル空港に出迎えてくれたのは、
ホーメイセンター所長のゾーヤ・キルギスさんと娘さんのキーラ、
そしてキーラの旦那イヴァン。

でもアヤンくんと木下さんは意外だった。

2008年7月22日火曜日

トゥバに出発



クラスノヤルスクからクィズィル行きの飛行機に。
今回はいままでなく早くトゥバに到着。
空港でトゥバに行くノルウェー人たちに会う。

2008年7月18日金曜日

JAZZ ART せんがわ 1日目



はじまりがこどものためのプログラム
というJAZZフェスティバルはきいたことがない。
サムは重い荷物を運んで、その中から小さな秘密を取り出した。
ぼくはびょんびょんとしていた。

ジャズ屏風なる移動空間は、
銀行の駐車場から劇場のホワイエに移動した。
あいにくの雨でパレードが出来なくなってしまい、
それはとても残念だった。

川上未映子の歌は、強く。
坂田明の歌は強烈だった。

2008年7月15日火曜日

ジョン・ゾーンズ・コブラ 東京せんがわ作戦 リハーサル

今日は、仙川のアヴェニューホールでジョン・ゾーンズ・コブラのリハーサル。
コブラのリハーサルは、いわゆるバンドのリハとは違う。
19枚あるカードの意味の説明と確認が終わると、もうすぐに
聞き応えのあるジョン・ゾーンらしい音楽が聞こえてくる。
特に、今回のような熟達のメンバーだと、プロンプターをしていて気持ちがいい。
ピアノの林正樹が集めてくれたメンバーは、

J o h n Z o r n ' s C o b r a T o k y o S e n g a w a o p e r a t i o n
林正樹部隊
< 林正樹(piano) 鬼怒無月(guitar) 佐藤芳明(accordion) 喜多直毅(violin)
鳥越啓介(contrabass) 吉見征樹(tabra) さがゆき(vocal) 蜂谷真紀(vocal) 大多和正樹(和太鼓)
田中邦和(sax)大島輝之 (guitar,computer) 大谷能生 (sax) 植村昌弘 (drums)
巻上公一(prompter) >

18:30-19:20と19:40-20:25 の2回の入れ替え公演である。

帰りは、8月にリリースするアンドレイ・モングーシュのCDのマスターの入稿に秋葉原へ。

2008年7月11日金曜日

ナイロン100%

ナイロン100%の本を作るというので
中村直也氏に会ったのは数カ月前、
同時進行で、ナイロン100%30周年ライブの企画が進んでいた。
9日は井上誠と湯河原から観に行った。
同窓会のようなものだから行くべきと思ったからだ。

上野耕路&His Orchestra
ポータブルロック(feat. 野宮真貴)
KERA
中西俊夫(ex.プラスチックス)
モモヨ
8 1/2 

誰だかよくわからない人まで、懐かしい人に違いない。
しかし、煙い。
これは世代もあるのかもしれない。
シンゴが元気でまさにイベントの中心にいた。

10日は
サエキけんぞう&Boogie the マッハモータース
スペースポンチ(guest. 加藤賢崇)
ヒカシュー
東京ブラボー (guest. 近田春夫 いとうせいこう)
戸川純

ヒカシューには、井上と山下も参加。
サウンドチェックの後、
少しスタジオでリハーサルをして、
みんなで恵比寿のチャメでスントゥブを食べた。
これで音もスタミナもばっちりだ。

久しぶりに戸辺くんが来たけど
もうほんとにシステムエンジニアになっていて
体形ももとに戻り、いい感じの大人だった。
さすがに出るのはしんどいだろうと思い
出さなかったが
サックス少し練習しといてもらおうかな。
いざというときのために。

しかし
近田さんは会うなり、
巻上あいかわらずそのファッションしてんだな
とファッションチェックが入った。
ぼくは近田さんがおしゃれだとはまったく思えないのだが
近田さんは自分のことをかなりおしゃれだと思っているのだろう。
昔から
巻上もっとおしゃれしろよ
と言われ続けているのだ。

とにかく
ぼくはロックっぽいのが嫌いなので
そんな格好はいっさいしない。
おしゃれなやつもほんと嫌いで
ピテカントロプスとか大嫌いだった。
そこいくとナイロンはよかった。
ほんとに音楽が好きな奴がいたから。

それでも後半はナイロンが有名になって
足が遠のいていたのを思い出す。

しかし
この夜 みんな最高のパフォーマンスだった。
ほんとに歴史的な一夜だったよ。
忘れられないよ。