2012年9月13日木曜日

ZOOMのQ2HDが届いた。

先日、赤城くん(フィルムス)が、ZOOMのQ3が、
ギターのオープンチューニングのフィンガーポジションのメモリーに
便利でいいと言っていた。
そういえば新製品Q2HDが出たばかりなので試してみようかと考え、
本日届いた。
ツアーの記録などにも軽くて便利そうだ。



2012年7月12日木曜日

「突然、沈黙」ジョン・ケージの夕べ

コペンハーゲン3日目はオフ。
夜、「突然、沈黙」というタイトルのジョン・ケージの夕べに行ってきた。
ホテルから歩いて15分ほど行ったTeatret ved Sorte Hest





















メンバーは、Søren Kjærgaard のピアノ,  Fred Frithのギター,
Paul Lovensのドラムス,Maria Laurette Friisの声とハープ。

曲目一つ目は、Imaginary Landscape No. IV for 12 shortwave radios
8台のラジオが舞台に置かれていて、それ自体が装置のようにみえる。
もうひとり半ズボンのおじさまも加わって5人でラジオを演奏。


















4'33'' はご存知の silent piece これ3楽章あるのだけど、わかりようがない。

 続いて、Four6(1992)(12のそれぞれが選んだサウンドを4人の演奏家が演奏する作品)
だったのだが、Four6やろうとしたら突然電源が飛ぶ。
どうも古い劇場で電源が怪しいようだ。
すぐに復活して、フレッドが、
ジョン・ケージはアンチ即興だった との話をしたら
停電。
今度はイタリアのあるイベントで、チベットの高僧の歌を素晴らしいマイクを揃えて
固唾をのんで待っていたら、ポルカを歌い出した話などをして
じゃやろうか
という段でまた真っ暗に。
「突然」というタイトルがふさわしすぎる。
結局10分休憩入れたが、復活せず、譜面灯のみでの演奏になった。

休憩を挟んで 完全即興に突入。
Paul Lovensが無邪気で素晴らしい。いつもネクタイをしているのも好印象。



2012年7月10日火曜日

コペンハーゲンジャズフェスティバル2012

コペンハーゲンジャズフェスティバルにやってきた。
ホテルから迎えのクルマでサウンドチェックに行くと
まずはデンマーク国営放送のテントで生出演だ。

リニューアルしたコペンハーゲンのJazz houseというところでTorbenとDUO。
いい場所なので、
10月にヒカシューで来れたらいいのだけど。
ぼくらの後はNYからTom RaineyのTrio。
Ingritさんのサックス、Maryさんギターという編成で、
かなり素晴らしかった。NY を感じる。
昼間はSTC Music StudioのCスタジオでLiving room trioとレコーディング。
エンジニアはAndress Hviidさん。
11時から入って午後5時までレコーディングした。
そしてそのまま5eという倉庫街のロフトにサウンドチェックへ。
ホテルで少し休んで午後8時から1時間ほど演奏した。
PAがいまいち小さく、声は少しばかり大変だった。
そして
トーマスご夫妻と一緒にパキスタン料理を食べて
(ここしか近くで空いてるところがなかった・・)
サックスのLotte Ankerが出るセッションを見に行ってきた。
メンバーはTom RaineyのTrioとほぼ一緒。
 Lotte Anker, Mary Halvorson, Ingrid Laubrock. Jakob Anderskovというメンバー。

5eからの帰りリンダさんというアムスから来た上品なおばさまとホテルまで帰る。

今朝
朝食会場に行くと the Exのドラムの女の人とお食事していて、
もう朝食締め切りギリギリにGetatchewさんがやってきた。いろいろ会えるもんだなぁ。
そして、ちょいと空気を吸おうと、ホテルの外にでたらサウンドチェックに行くFred Frithと遭遇。今日はLiving room trioのSoren企画のJohn Cage Projectのようだ。みにいこ。いいなぁコペンハーゲン。

で、
典型的な観光街を行ったり来たりの散歩から帰ると
LotteとFredがお茶しているのでまぜてもらう。
ロビーではTim BerneとHank Robertsが迎えを待っている。
Lotteのプロジェクトのリハだそうだ。12日だからまだ先なのにね。

「残る?」なんてLotteが言ってるけど、帰らないとね。
Jazz Art せんがわ もうすぐだもの。

芳垣くんが来るのは13日かぁ。

2012年7月6日金曜日

コングスベルクジャズフェスティバル2012

ノルウェーオスロの空港に着いてから6時間あまりずっと
ピアニストのJohn TilburyとサックスのEvan Parkerと一緒で、
イギリスに来た気分だった。


































驚いたのは翌日会場に行くと
TorbenとのDUOの演奏場所が
ノルウェーきっての口琴奏者Svein Westadさんのお宅だったこと。
素晴らしいギャラリーと日本風の庭園に鶏がいて、茶室もあって、
民家風のお部屋もある。
DUOの模様は地方紙にビデオ付きで載ったので参照あれ。
click






















一旦 ホテルに帰り、
Evan ParkerとJoe McPheeのDUOを見に行く。
Joeさんは、ポケットトランペットが中心。ユーモアのある演奏で、
Evanさんのマルチフォニックも爽やかに聴こえた。
会場は銀貨のミュージアム。
空間もよくノーPA の生音でよかった。






Svein Westadさんのお宅に戻ってガーデンパーティー





















奥様の手料理、口琴の演奏、尺八の演奏、アラブ音楽をする人
のんびりと過ごし、
突然の雨の中、
John Tilburyさんのプリペアード・ピアノを聴きに行く。
ebowを2つ使って、ドローンを作っていたのが印象的だった。


















続いてスペインのピアニストAgustí Fernándezの演奏も超絶だった。