2008年11月29日土曜日

くりくら音楽会から山口小夜子Experimentへ

割と早く門前仲町に着いたので
深川図書館前のヨーガンレール本社に行き
一階店舗ババグーリで開催されていたスプーン展を見学。
木のスプーンやホーンのスプーンを7つほど購入した。

ヨーガンレールのwebsiteの音楽を担当したので
それを見せてもらったり、春物の新作を見学。
たくさんの人が来ていて
写真家の由利子さん、女優の真由さんに会った。
それから先日鎌倉山で一緒だった源くん。

楽しい時間を過ごして天井ホールのリハーサルへ。
ピアニストの黒田京子さん主催のくりくら音楽会5秋の陣に出演。
黒田さんからしきりにソロをすすめられたが
曖昧にしていると、本番で知らぬ間にソロになっていた。
ピアノと自分のセッティングの距離と方向があまりよくなかったのか
ぼくはお客さんの方向ばかり向いてやっていた。
やはりデュオでは顔をみたい。
Sachiko MとPit inn で共演した時は、彼女がぼくをみたくないようで
ぼくの前にセッティングして、ぼくは背中を見つめていたことがある。
デュオというのは、かくもデザインに苦慮するものである。

ぼくらの前に演奏したのは、
shezoo(しず/pf)さんとマルチ・リード奏者の松風鉱一さん。
イラストレーター霧島留美子の絵にインスパイアされて作曲されたものだった。



公演後の交流会もそこそこに、タクシーに飛び乗り
六本木のスーパーデラックスへ。

昨年夏に急逝した山口小夜子さんのメモリアルイベント。
会場に到着すると、高木さんの写真に、山川くんがイギルでしめやかな
たゆたう演奏をしていた。
会場が深い追悼と瞑想の中にあって、
次に演奏する自分の方向決めがなかなか大変だったが
ぼくにやれることなど限られている。




長い一日だった。

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