2008年6月19日木曜日

JASRACと公取委

JASRACの総会で永六輔さんが、
「公正取引委員会を甘く見ないほうがいいですよ」
と進言した。
「尺貫法廃止の時には、尺八って名前まで使えなくなるところだった」し、
永さんの好きな小田原の栗せんべいが、栗が入ってないからだめだってことで
製造中止になったんだそうだ。
永さんは、実際に公取委に行って、
「じゃあ、キリンビールにキリンは入ってますか?
うぐいす餅にうぐいすは入ってますか?
ブルドックソースにブルドッグは入ってますか?」と
訊いたんだけど、不当表示であると頑として譲らなかったそうだ。
日本の文化を殺すのはこういう公取委のような杓子定規の
義理も人情もない奴らだね。
そんな姑息なことで小さなこつこつと商売しているじいさんから仕事をとりあげて
なにかんがえてんのかね。
それがまあ、JASRACに対して包括契約による放送使用料の独占という嫌疑がかけられた。
だいたい包括使用料は、放送局がやってることで、
JASRACは全局報告のぞんでいるんだから
何をか言わんやだよ。
ぼくの友だちは、NON メンバーだから、自分でいちいち請求していて
ちゃんともらってるけどね。
これはJASRACにまったく落ち度がないし、新聞もばかな書きかたしたなぁって思う。
JAASRACのもっともだめなとこは、
いまだに古賀財団に大金を貸与しているとこなんだけどな。
ぼくはこれを司法が和解勧告したことの方が不透明だと思う。

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